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Introduction:衆議院の解散が確定的となり、さらには立憲民主党と公明党による「新党結成」が発表──日本の政治は風雲急を告げている。
これから2月にかけ、日本列島は選挙一色となる。
しかし、そうなる前に「この問題」は決着をつけておかねばならない。
──それは、日本の国会議員らによる「イスラエル訪問」についてである。
2025年1月7日、イスラエル政府は一枚のネタニヤフ首相との面会記念写真を旧Twitter「X」に投稿した。
そこには、自民党安全保障調査会の議員・超党派議員らと共に、れいわ新選組の「たがや亮」衆議院議員が写っていた。
問題は、この訪問が党の公式活動ではなく、党が知らないうちに、たがや議員の言わば独断で為された点にある。
1月9日、れいわ新選組の高井たかし幹事長は緊急に不定例記者会見を開き(たがや議員、大石あきこ衆議院議員も同席)、次のように述べた。
「この写真の中にれいわ新選組のたがや議員が写っていたということを我が党はあろうことか、たがや議員の渡航をSNSで事後に知ってしまった」
さらに「本件、自民党のイスラエル訪問はICCに逮捕状を出されたネタニヤフ首相に『戦争中に支えてくれた日本に感謝』と言わせ、ガザ虐殺を知見とした武器や先端技術を日本の防衛ビジネスに活用する、あってはならないものです」と述べた。
ここに、この問題の本質が凝縮している。
──今回の「イスラエル訪問」とは、一体何だったのか?
1月9日の不定期記者会見に参加し、質問も行った筆者が、今回のイスラエル訪問を総括する。


