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Introduction:物笑いの種になった──石丸伸二がどれほど崇高な理屈で釈明しようとも、「再生の道」の総括はこの一言に尽きる。
今回の東京都議会議員選挙は6月13日に告示され、6月22日に投開票が実施された。
その9日間にわたる選挙戦の中、筆者は18カ所での街頭演説を取材し、政党の記者会見にも4回参加している。
そうした取材の中で、様々な政治関係者から話を聞いてきたのが、石丸伸二が率いる「再生の道」に対する見解だった。
共通していたのは、「選挙戦の当初こそ警戒したものの、中盤以降はまったく眼中になくなった」という評価だ。
「お気の毒だが、選挙の体を成していない」との声もあった。
そもそも、「再生の道」の選挙戦は本当に「選挙に値する代物」だったのかすら疑問である。
本稿では、石丸伸二が率いる「再生の道」の都議選の総括と、今後の行方について予想する。