… … …(記事全文5,068文字)※当メールマガジンは画像が掲載されておりますのでウェブで読んでいただくよう、お願いします。過去記事も同様です(閲覧に際しては〔ウェブで読む〕ボタンをクリックしてください)
Introduction:2024年10月1日、内閣総理大臣に任命されて以来、10日も過ぎていないのに石破首相は既に落ちぶれ果てたのか?
これまで、自民党の非主流派として堂々たる正論を展開してきたが、いざ首相になった途端に没落してしまった感がある。
つまり「理想と現実は違う」といった身も蓋もない現実を自ら体現しているようだ。
石破氏は9月30日に自民党本部で記者会見を開き、驚いたことに『条件が整えば10月27日に解散総選挙を行いたい』と宣言した。
──これは実に奇妙な話である。
石破氏は9月27日に自民党総裁に就任したとはいえ、この時点で日本の首相は紛れもなく岸田氏なのだ。
衆議院の解散は首相の専権事項──その首相を差し置いて一人の衆議院議員が衆院解散に言及するのは、憲法に抵触する恐れすらある。
そして、こういった行為を一番嫌っていたのが何を隠そう、石破茂氏だったはずだ──
白坂和哉 DAY WATCH ~突き刺さる政治情報~
白坂和哉(ジャーナリスト・政治系YouTuber)