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2024年10月1日午前、岸田首相は閣議を開き閣僚らの辞表を取りまとめ、総辞職した。
ここに在職日数1094日間、歴代８位の岸田首相の時代は終了した。
その後、午後には臨時国会召集による衆議院本会議が開催され、首相指名選挙を経て自民党の石破茂氏が第102代内閣総理大臣に就任。
──「石破内閣」が正式に発足した。

自民党内でも非主流派の「政策通」として知られ、かねてから安全保障、外交分野で既存の政策から大きな転換を図る挑戦的とも言える方針を表明していたことで、自民党支持者層以外からも注目を浴びている。
そもそも石破茂氏は、原理原則を重んじ「正論」を訴えることで反自民党の面々からも一定の評価を得てきた。
故に自民党内部では "冷や飯" を食わされる立場に甘んじてきたわけだが、そんな石破氏が「５度目の正直」で総理の座を射止めたのだ。
注目が集まらないわけがない。

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