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Introduction：10月15日に公示日を迎えた今回の衆院選、テーマは「問う」である。
筆者が暮らす福島県の地元紙「福島民報」は当然のことながら「復興」も問い、毎日新聞は「政治の信頼」を問うている。
そして読売新聞も石破政権に対し問いかけている。
重要な争点は「裏金問題」を始め、経済政策、外交・安全保障が中心となろうが、当の自民党政権はそれらの重要課題を意図的に曖昧にし、ばやかしている印象がある。
自民党政権による政治的 "食い逃げ" は許されない。
しかし、それを実行せんとしている衆院選候補者が存在する。
裏金議員として名を馳せた、萩生田光一氏だ。
公示日当日、JR八王子駅前でマイクを握る萩生田氏を取材した筆者の眼には、萩生田氏が裏金問題からまさに "食い逃げ" しているように映った。



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