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立憲民主党は臨戦態勢だ!
国政選挙といえども、議員の辞職や死去に伴う「補選」については一般的に関心は薄く、これまでの傾向として投票率は下がる傾向にある。
しかし、現在行われている「衆院3補選」については、どうやらその限りに非ずだ。
長崎3区はさておいても、島根1区、さらに東京15区は熱い選挙が展開されている。
筆者は4月18日、東京15区(江東区)の選挙取材を行った。
対象となったのは立憲民主党の「酒井なつみ」候補補。
酒井氏は、これまで江東区議会議員2回当選の実績があり、昨年2023年12月の江東区長選に立候補するも惜しくも次点で涙をのんだ経緯がある。
酒井氏は現在37歳。
元々は看護師・助産師として病院に勤務していたが、28歳の時に子宮頸癌を患い、その後に体外受精と不妊治療で切迫流産しながらも長女を出産するなど、波乱の人生が政界へ導くきっかけにもなったようである。