イラン情勢、ホルムズ海峡封鎖か？と世界があわただしさを増していることはわかっている。
そんななか大きな事件を隠すためではないかとも言われるが、ここ数日、世間をにぎわしている国分太一氏の事件について敢えて触れたい。
 
テレビ局内における問題、しかも元ジャニーズ事務所のタレントと言えば、フジテレビの中居正広氏事件を思い出す。
しかし、よく考えるといくつもの違う点がある。
 
中居氏の場合、まずは文春砲が放たれ、しかも相当な時が過ぎ、世間の声が十分すぎるほどに高まってからテレビ局も中居氏も動いているということ。
 
テレビ局の会見も最初は非公開で行われたが、ひどく批判を浴びたため、今度は公開で行われたものの、何と10時間に及ぶ、だらだら会見。
中居氏は最初こそ相手の方と示談が成立しているので問題なし、と言っていたものの、結局は芸能界引退にまで追い込まれている。
 
さらにフジテレビからはスポンサーが次々と撤退し、これが最大の痛手となっている。
 
片や国分太一氏と日テレの場合、文春砲などがまだ出ていない段階で、しかもいきなりトップである社長が会見を開いている。

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