… … …(記事全文1,886文字)水原一平氏、賭博の借金の穴埋めに大谷翔平氏の口座から多額(450万ドル、約6億8000万円)の送金。
この事件を最初に報道したアメリカのスポーツ紙、ESPNが水原氏にインタビューしたとき(日本時間3月20日)、彼はこう言った。
「2度と私がこのようなことをしないよう、私を助けると言った」
「私のために返済すると決めた」
かなり具体的な内容だ。
ところが翌日、発言を撤回。
今度は大谷氏は関与していないという。
この事件で鍵となるのは、何回にも分けたにせよ、そんなに多額の送金があったなら、本人のもとに「アラート」が届くはずだ。
それなのに大谷本人は知らなかったという。
大谷はウソをついているのではないか。
もしそうなら大谷も罪に問われることになる。
そういうことだった。
実際、3月25日の大谷氏の出した声明にはこうある。
「僕自身は何かに賭けたりとか誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりしたことはないです。僕の口座からブックメーカーの誰かに送金を依頼したことはありません。結論からいうと、彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、みんなにうそをついていた」
正直なところ私は、大谷氏が知らないなどということがあり得るのかと疑い、かくなるうえはどうか大谷氏に罪が及ばないようにと祈るしかなかった。
ところが、大谷氏はまったくウソを言っていない、彼が言うことは徹頭徹尾正しいことがついに判明した。
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