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動物にタブーはない! 動物行動学から語る男と女

竹内久美子(動物行動学研究家 エッセイスト)

竹内久美子

女性天皇も女系天皇も、国を滅ぼす
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動物にタブーはない! 動物行動学から語る男と女
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昨日、ツイッター上で、女系天皇が現れるということはこれまで連綿と続いてきた皇室の歴史が終わるということ、同時に女系天皇の父方の「王朝」が始まること、そのとき最悪のケースとして外国の王朝となり、日本国が乗っ取られることなどを皆さんと議論した。


非常に正確に理解している方々がいる一方で、今の時代女系天皇でもいいんじゃないの、時代に応じて皇室も柔軟に変わっていくべきだ、などの意見をいただいたので、この際、話を整理しようと思う。

まず皇統が男系男子で継承されてきていることは誰しも知っているだろう。万世一系である。
つまり、父から息子へ、父親を同じくする兄から弟へ(もし父親が違ったとしても、父親どうしが兄弟であるなどすればOK)、あるいは父方のオジから甥へなどという継承の仕方だ。

生物学を学んでいる者なら、「これって性染色体のYでつないでいることだ、ほぼ同じYを神武天皇以来ずっと受け継いでいるのだ」とすぐさま気づくだろう。
「ほぼ」というのは遺伝子に突然変異が起きることがあるからだ。

遺伝子がのっているのが染色体である。
人間は、性別に関係ない常染色体、22対と1組の性染色体を持っている。

性染色体は男でXY、女でXXの状態で、男は男しか持たないYを父から受け継ぐ以外にはないことになる。

Yが特殊なのは、何世代を経てもほとんどそのまま保存されるということだ。

常染色体と性染色体のXは、相方(あいかた)のある染色体である。
すると、染色体のどこか同じ位置に切れ目が入り、互いを交換する、交差という現象が起きる。

そのため世代を経るごとに、最初の個体が持っていた遺伝子は薄まっていき、わずか4~5世代でほとんど跡形もなくなくなるという事態になってしまう。

ところがYについては、両末端のわずかな部分を除いてXとの交差は起きないので、両末端以外の部分は男系で保存されながら、継承される。

つまり、生物学的には神武天皇の遺伝子は、Y染色体以外のものはまったくといってよいほど受け継がれていないが、Y染色体のものはほぼそのまま受け継がれているということだ。
これが男系男子で皇統をつなぐことの生物学的意味ということになる。

こういう見解に対し、昔の人は遺伝子も染色体も知らなかったのに、おかしいではないか、という意見もある。
この件については、こう答えたい。

動物にとってある個体が自分の血縁者かどうか、血縁者だとしたらどれくらい近いか、など遺伝子の共有を見抜くことは最大の課題である。
それは遺伝子や染色体について知っているかどうかとはまったく関係がない。知能が高いかどうかも関係ない。
それを直感的に見抜くよう、遺伝的にプログラムされているのだ。具体的には匂いとか視覚的な情報によってである。

だから、昔の人は父から息子へは何か純粋に受け継がれるものがある、と直感的に理解していたとしても何ら不思議はない。いや、必ず見抜いていたと思う。
そうして皇統を男系男子でつなぐことに拘ったのではないだろうか。


皇統を男系男子でつなぐと、単にYの継承だけでなく、時の権力者によって皇統を乗っ取られることを防ぐという意味もある。

たとえば藤原氏は娘をお妃として宮中に盛んに送り込んでいた。そして男子が生まれ、その方が天皇になることもあった。
しかし、その天皇はあくまで皇室に所属し、藤原氏に属するわけではない。だから「藤原王朝」に変わることは決してなかったのだ。


女性天皇と女系天皇の問題だが、天皇の娘が天皇になったなら、それは女性天皇である。
過去には女性天皇が8人おられ、うち2人は2回天皇になられたので、10代の女性天皇が存在した。

しかしどの方も、未亡人か生涯独身を貫かれた方で、天皇となった後、誰かと結婚し、子をなし、その子が天皇となったことはなかった。女性天皇はそうでなければならないというルールがあったからである。


ところが、である。
今の時代に、もし女性天皇が現れたとして、その方に、「生涯独身を貫きなさい」と言えるだろうか。
無理だ。人権侵害と言われるだろう。

ということは、おそらく誰かと結婚され、これまたおそらくお子さんが生まれるだろう。
そのお子さんが、男女を問わず、次の天皇となられたら、それこそが女系天皇だ。
歴史上一度もあり得なかった女系天皇である。

そしてここが肝心なのだが、その天皇が所属する家はどこか、と言えば、女性天皇のダンナさんの家である。

つまり、藤原氏など、時の権力者が熱望したものの、叶わなかった、新しい王朝。藤原氏なら藤原王朝が誕生し、皇室の歴史が終わるのである。

これだけでも大変なことだが、もっと恐ろしいシナリオがある。
某国は今回のコロナ騒動でわかったように、WHOを始めとする、ありとあらゆる国際機関を牛耳っている。それだけでなく、様々な国の司法や行政、研究機関などに静かなる侵略を果たしている。
その某国が、もし日本が女性天皇を容認することになったと聞きつけたなら、どうするだろう。
そのお相手候補として某国人の工作員を何人も送り込んでくることは間違いない。
イケメンでジョークのセンスもある男、才能のある男、ありとあらゆる魅力的な男を取りそろえるだろう。
世間を知らない内親王の心をつかむことなどいとも簡単。

そして結婚となり、お子さんが生まれ、その方が次の天皇となられたとしたら、日本はどの国のものになるだろうか?
藤原王朝どころの話ではないのである。

こうして日本は皇室を乗っ取られるだけでなく、日本国自体を乗っ取られることになるのだ。


現在、女性天皇、女系天皇を容認すると発言する人には2つのケースがありうると思う。

1つは、「今の時代、男女平等なんだから、皇室だって」「今はグローバルな時代なんだから、ヨーロッパの王室を見習って第一子に皇位をつがせよう」「皇室も時代の変化に対応すべきだ」などと、何とはなしの雰囲気に乗っかるだけで、調べることをせず、自分の頭で考えることもない怠惰で、思考力のない人。

もう1つは、女性天皇、女系天皇の危険性についてよく知っていて、日本国を滅亡させたい輩である。





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