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藤井聡・クライテリオン日記~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~

藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)

藤井聡

木下剛志氏と松井健氏との接点に関する当方の認識について

本発信は、私自身が直接存じ上げる範囲の事実を整理しておくことが、現在議論されている事実関係を理解する上での一助となる可能性があると考え、僭越ながら行うものです。公式見解を代弁するものではなく、あくまで私の個人的記憶に基づく内容です。

 

 

今、国会では、週刊誌報道に端を発する選挙関連の「動画問題」が大きく取り沙汰されています。 

 

その件について株式会社NEUの松井健氏が、週刊誌等で報じられている通り動画配信を行ったのは自分自身である旨を述べています。そしてその動画作成に関連して高市事務所の木下秘書と「依頼という形ではなかった」が「やり取りをさせていただいた」とネット番組で発言しています。 

 

また、週刊誌では、その「やり取り」の一部とされるものが公表されています。

 

これについて、国会にて高市総理が5月11日に、その松井氏について「私自身もそして地元の秘書も面識のない方でございます」と答弁され、

 

また、6月5日には、木下氏が参加したリモート会議があった一方、その会議について「お誘いで参加したリモート会議で…おそらく報道されている人(松井氏)とは違う苗字の人から説明を受けたと思う」という報告を受けた旨を答弁されています。

 

つまり、松井氏は木下氏とやり取りをしたという認識がある一方で、木下氏は「松井氏がいた可能性があるリモート会議に参加したが、違う苗字の人からの説明を受けた」という認識であるという事になります。 

 

ついてはその点について、当方が直接存じ上げる範囲の事実関係を明らかにしておくことが、国会における事実関係の整理の一助となる可能性があるのではないかと思い立ち、誠に僭越ながら改めて本メッセージを配信することといたした次第です。 

 

昨年春頃、私が長年主催している私塾の参加者から、私の著書はほとんど読んでいるという、政治やネット上の発信に詳しい若手の松井氏を紹介されました。

 

そのご紹介頂いた席では、松井氏が保守政治、とりわけ高市氏の政策を支持している旨、ならびに、ネット上の発信に関して知見や経験をお持ちである事を伺ったと記憶しています。

 

また、国民民主党の玉木雄一郎氏とご面識があり、同じく積極財政を推進していることから、是非、玉木氏も交えて食事をご一緒いたしましょうという事となり、その後実際に食事をする機会がありました。また、当方の公開済みの発信内容をお伝えし、その周知についてご相談したこともありました。 さらにその後、昨年秋の総裁選の時期に、松井氏が、 

  [高市氏の政策を支持されている]

ということ、そして、 

  [豊富な経験の下、玉木氏のネット発信を支援していると紹介者から伺っていた]

という二つの認識から、私の方から松井氏に高市氏支援についての関心の有無を確認したところ、関心をお持ちのご様子でした。 

 

そこでその旨を木下氏にお伝えした上で連絡先をお知らせした次第です。

 

ところで、週刊誌で報じられている松井氏の「高市陣営が苦戦しているので手伝ってほしいと声がかかった」との発言については、上記のような私と松井氏のやり取りの記憶に対応していると思われます。

 

また、その後の、報道されている動画配信の有無、経緯・詳細については、私自身は把握しておりません。 

 

なお、総裁選後には木下氏から本件について「実は申し訳ありませんが、せっかくのご紹介だったので先方とリモート会議を致しましたが、何か具体的にお願いできるような提案は無かったんです」との旨を伺ったことを記憶しております。

 

以上はあくまでも当方の記憶に基づく情報であり、受け止め方はそれぞれの方で異なる可能性もありますが、本情報が、適正な国会審議へと結びつく可能性が幾ばくかなりともあるのではと発信する次第です。


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