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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

今回の選挙、他党批判を封印した高市首相の演説で好感度が上がったという。しかし、ヤフコメでは「中道」への批判が圧倒的多数で、常にトレンド上位。それでも反転攻勢を警戒し「中道」分裂を願うその理由は

今回の選挙、他党批判を封印した高市首相の演説で好感度が上がったという。しかし、ヤフコメでは「中道」への批判が圧倒的多数で、常にトレンド上位。それでも反転攻勢を警戒し「中道」分裂を願うその理由は

◆〔特別情報1〕
 選挙期間中からそうであったが、ヤフーニュースのトップページに掲載されている「ヤフコメトレンド」は、ほぼ連日、「中道」がトップを突っ走っていた。本日は「IMF」にトップの座を抜かれていたが、それでも2位をキープ。選挙期間中は、「高市」に抜かれた日もあったが、それも、わずか1日だけだったように記憶する。
 ただしコメントの中味の大半は、ポジティブな内容ではなく、ネガティブな批判的な内容が多かった。わざわざトレンドトップに押し上げるほど、批判的なコメントが多かったということが興味深いところ。
 今回の選挙、高市首相の演説では、他党の批判を封印していたことに好感度が上がったという分析がある。一方、中道を含めた野党の演説のほとんどが、「高市奇襲解散」など高市批判に終始していた。それが、そもそもの敗因だという。しかし、ヤフコメでは、「中道」への批判が圧倒的多数で、いまもトレンド上位ということだ。高市劇場の舞台に立った役者たちは、批判を封印することでイメージアップを図っていたわけが、一方、拍手喝采を送る観客および舞台裏では、新党「中道」への「批判」の嵐が吹き荒れていたことになる。選挙が終わってからは、メディアやコメンテーターが一斉に「中道」に対し辛辣な批評を浴びせ、選挙後のヤフコメトレンドトップの座を維持させている。
 実際のところ、自民党内部に精通する事情通も情報通も、「中道」は分裂するだろうと冷ややかな言葉を伝えてくるのだが、それはある意味で「警戒」の裏返しともとれるところ。情報は常に発信者の願望が加味されて伝えられるものであるからだ。
 そこで、この記事に注目しておきたい。
Jcastニュースは16日、「細野豪志議員、『中道改革連合はまだ終わっていない』 希望の党振り返り持論」という見出しをつけて細野の言葉を次のように報道した。
「希望の党は『野党第一党の座を譲った時点で終わっていた』
 さらに細野氏は次のポストで、中道改革連合についてあらためて踏み込み、『マスコミが指摘する通り、中道改革の前途は多難だ』と指摘。『選挙直前に新党を結党し、総選挙で惨敗した中道の姿は、私が結党に関わった希望の党とも重なってみえる』とつづった。
 しかし、『ただ、当時と異なるのは、中道改革連合が衆議院の野党第一党だということだ。野党第一党には、野党をまとめて政府与党と交渉するという巨大な権限がある』とコメントした。
 細野氏は『わずかな差ではあったが、希望の党は総選挙の結果、立憲民主党に野党第一党の座を譲った時点で終わっていたのだ』と回顧し、『中道改革連合はまだ終わっていない』とつづっていた。」
 すっかり与党自民党の立場でコメントをしているが、細野はかつて「希望の党」結党の中心的メンバーの一人であり、また旧民主党政権時代には、環境大臣も務めていた非自民出身の議員である。しかも、細野は旧民主党時代には細野グループ「自誓会」を形成し多くの旧民主党議員を率いていたのである。
 しかも、今回「中道」で代表選を戦った階猛は細野グループ「自誓会」に所属していたし、細野が離党する際は、同会を引き継ぎ「階グループ」となっていた。
 今回の衆議院選挙で政治に関心を持ち投票に出向いた20代の若者たちは、恐らく20年前の「政権交代」で発足した「民主党政権」のことは、幼少期のことで記憶にないだろう。
 以下、特別情報である。

… … …(記事全文5,802文字)
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