… … …(記事全文3,337文字)ネタニヤフとの再会に応じたトランプ。ユダヤ票を意識して友好関係をアピールするも、本心は別。イスラム教の国々からの期待を受け、トランプの中東の平和に向けた決意は揺るぎない
◆〔特別情報1〕
時事通信は27日、「イスラエルとの連帯強調 ネタニヤフ氏も関係修復アピール―トランプ氏」という見出しをつけて次のように報道した。
「【ワシントン時事】トランプ前米大統領は26日、南部フロリダ州にある邸宅「マールアラーゴ」でイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。トランプ氏はパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルとの連帯を表明。大統領に返り咲けば、中東地域に安定をもたらすと強調した」
また記事には、「26日、米南部フロリダ州の邸宅で、イスラエルのネタニヤフ首相(左)とサラ夫人(右)を迎えるトランプ前大統領(中央)=イスラエル首相府提供の動画より(AFP時事)」と解説された画像が添えられている。
また、朝日新聞も27日、「ネタニヤフ氏がトランプ氏私邸を訪問、『もしトラ』で関係修復狙う」という見出しをつけて、次のように報道した。
「訪米中のイスラエルのネタニヤフ首相は26日、フロリダ州のトランプ前米大統領の私邸で同氏と会談した。11月の大統領選でトランプ氏が再選する可能性も見越し、関係の再構築を図っているもようだ」
記事には、トランプ陣営提供によるトランプとネタニヤフが握手を交わす画像が添えられている。トランプは、握手を交わす手を覆い隠すように上から、もう一方の左手を添えている。これは友人と久しぶり会った時にやる握手のサインという説がある。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)