… … …(記事全文3,094文字)岸田首相はモンゴル経由で北朝鮮に対し、拉致問題を含めた交渉している。ただし進捗は容易ではない。解散の時期が4月か6月か、年内か来年か、どうやらそのカギを握るのは金正恩次第ということらしい
◆〔特別情報1〕
先週26日夜、北朝鮮の金正恩総書記の妹与正氏が談話を発表し、「日本とのいかなる接触や交渉も無視して拒否する」と表明した。岸田首相が水面下で、モンゴル経由で秘書を送り込み、首脳会談に向けて根回しをしてきていたことは、何度か記事にしてきた。岸田は支持率下落を後目に、日朝首脳会談による拉致被害者救出という超サプライズで解散に持ち込もうと画策していた。しかし、与正は岸田のそうした目論見を暴露する形で、交渉の主導権を握ろうとしている。
これまで、岸田首相の海面下での日朝交渉について、極秘情報を提供してくれてきた国際情勢に精通する情報通からの直近の特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)