… … …(記事全文5,895文字)◆〔特別情報1〕
これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。
ガザの戦争は、アル・アハリ病院の爆撃で、またエスカレートしたが、世界のセンチメントはガザ寄りになった。イスラエル政府は地上侵攻すると宣言していたが、内閣内でも意見が分かれ、実行していない。その代わり、イスラエルは、ガザにある数か所の病院から避難するように通告していたが、沢山の病人を移動させるのは不可能だとしてパレスチナ側は避難しなかった。WHOも病院の避難は不可能であると非難していた。
先週すでに、同病院は一度爆撃を受けている。病院の中には、もともとの入院患者だけでなく、これまでの爆撃でケガした人たちと、空爆で家を失った人たちが数千人も床に座っていた。最初500人死亡、2000人負傷だったが、現在の死者は800人だ。停電と医療物資が窮乏する中、死者の数はふえるだろう(断水については、イスラエル側は中止したと言っているが、実際はまだ断水中)。
この病院は英国教会が運営しているので(パレスチナは、イスラム教に改宗しなかったキリスト教徒も多い)、イギリスのカンタベリー大司教も非難の声明を発表している。イスラエルは同じくガザのクウェイト病院も爆撃すると予告している。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)