━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年1月21日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.71 ─────────────────────────────────── 第四章 シオン運動(シオニスム) ユダヤ人他民族への同化を憂ふ……ヘルツル博士の進出。 猶太人が五千七百年の古い歴史を持ち、今猶ほ其の信ずる所を改めずに、外 部からの壓迫が彌々甚だしければ其結束彌々堅固になつたことは、世界の謎と して驚嘆に値する。然るに近世に至りユダヤ人の一部に多少思想の動揺を生ず るに至つたのは物質的文化、科學発達の爲である。從來ユダヤ人は聖典に教へ られた通りに、救世主は降臨する、そして其は完全な人格を備へた救世主でパ レスタインを復興し、玄に祖先伝来の國民的生活が出來る様になると確信し、 現在の放浪生活難行苦行は、自分等の粗先が犯した罪の酬ひで致方はない、之 に堪え得れば則ち神は積年の希望を叶へて下さるものと信じてゐた。然るに西 欧の文化殊に科學の発達はキリスト教徒中に懐疑派を生じたと同様に、ユダヤ 教徒中にも不信の徒を生じ無神論者迄出るに至つた。無神論とまで行かなくと も、救世主とは人格を備えた人でなくて、他の神秘的のものであろう。自分等 の放浪は全く他民族からの壓迫虐待等人爲的の事柄で、神の試練では無い。既… … …(記事全文2,203文字)
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