… … …(記事全文4,484文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
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自壊する世界経済 「闇の支配者」vs.米中ロの最終戦争と国際金融資本の終焉
著:ベンジャミン・フルフォード (清談社Publico)
世界的物価高とエネルギー危機、停戦が見えないパレスチナとウクライナ、
新ローマ教皇選出を結ぶ「点と線」
トランプ関税が巻き起こした「戦時体制」の着地点はどこか?
……日本を再生する「たったひとつの戦略」とは?
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★ 書籍:2025年3月14日発売
アメリカと世界をぶっ壊す!トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序
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◆ トランプのアジア乞食外交と米中首脳会談
≪ 2025/11/03 VOL821 ≫
先週10月26~30日にかけてアメリカのトランプ大統領がマレーシア、日本、韓国を訪問し、乞食外交を行った。しかし、このアジア歴訪は失敗に終わり、米政府の閉鎖は今後も続くことになりそうだ。
【 乞食外交 】
まずトランプの訪日は、例えるなら「高級クラブを訪れたお客さん」のようなものだった。高級クラブに行くと、チヤホヤされて良い気分でお酒を飲ませてくれる。しかし、ホステスさんをお持ち帰りできるわけでなく、ただ会計を済ませて帰されるだけ。それと同じく、トランプは天皇陛下や総理大臣と面会して迎賓館で贅沢な接待を受けた。しかし具体的な成果は得られず、強いて言うならアメリカの独立250周年のお祝いとして「桜の木250本」をもらっただけだった。
以前からトランプが日本に要求している5500億ドル分の対米投資についても「候補」や「検討」などの文言にとどまり、具体的な案件は示されていない。さらに、トランプはロシア産のLNG輸入を停止して、代わりにアメリカ産のLNG輸入を拡大するよう日本に求めたが、あっさり断られた。高級クラブであれば「またご来店ください。ただ、ツケがたまっているので今後は現金払いでお願いしますね」と笑顔で言われて帰されたようなものだ。

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