… … …(記事全文4,219文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
NEW ★ 最新刊:2025年9月11日発売開始しました!
自壊する世界経済 「闇の支配者」vs.米中ロの最終戦争と国際金融資本の終焉
著:ベンジャミン・フルフォード (清談社Publico)
世界的物価高とエネルギー危機、停戦が見えないパレスチナとウクライナ、
新ローマ教皇選出を結ぶ「点と線」
トランプ関税が巻き起こした「戦時体制」の着地点はどこか?
……日本を再生する「たったひとつの戦略」とは?
https://www.amazon.co.jp/dp/4909979883/
★ 書籍:2025年3月14日発売
アメリカと世界をぶっ壊す!トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島社)
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◆ アメリカの倒産とトランプのアジア歴訪
≪ 2025/10/27 VOL820 ≫
世界人類の未来を決める勝負が、今週から来週にかけて大きく動きだす可能性が高い。
まず先日、中国政府が「11月から、順次レアアースに厳しい輸出規制をかける」と発表した。そうなると、西側欧米の多くの産業が大打撃を受けることになる。特に 半導体産業にとっては致命的な事態だ。それに伴い、半導体が不可欠な欧米のハイテク産業や軍事産業、自動車産業なども全て止まることになる。
そして何より、アメリカは実質的に既に倒産(デフォルト)している。アメリカでは国家の運営資金が枯渇し、政府閉鎖も4週目に突入した。そのため、現時点で既に100万人超の連邦政府職員に給料が支払われていない。また、先週24日には「閉鎖期間中の軍人への給与支払い」に関する法案が議会で否決され、このままだと今週29日に予定されている軍人への給与支払いまでもが停止することになる。これは、かなりの非常事態だ。
さらには先週24日、米農務省(USDA)が「11月1日以降、SNAP給付金が支給されなくなる」と発表している。SNAP給付金というのはフードスタンプとも呼ばれる低所得者世帯への食糧援助プログラムのこと。アメリカでは今、約4200万人が毎月のSNAP給付金に依存して生活しており、これは人口の12.4%に相当する。これがなくなれば、全米各地で大暴動が発生するのは必至だ。

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