… … …(記事全文4,208文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
NEW ★ 最新刊:2025年9月11日発売開始しました!
自壊する世界経済 「闇の支配者」vs.米中ロの最終戦争と国際金融資本の終焉
著:ベンジャミン・フルフォード (清談社Publico)
世界的物価高とエネルギー危機、停戦が見えないパレスチナとウクライナ、
新ローマ教皇選出を結ぶ「点と線」
トランプ関税が巻き起こした「戦時体制」の着地点はどこか?
……日本を再生する「たったひとつの戦略」とは?
https://www.amazon.co.jp/dp/4909979883/
★ 書籍:2025年3月14日発売
アメリカと世界をぶっ壊す!トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島社)
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◆ 米中貿易戦争とアメリカの現状
≪ 2025/10/20 VOL819 ≫
前号でも述べた通り、アメリカ政府は9月30日の会計年度末に対外支払い(米国債の利払いや貿易上の支払い)を行えず、不渡りを出した模様だ。それ以降は、いまだ多くの政府機関が閉鎖されたまま。しかも支払い猶予期間が17日までに満期を迎え、先週末にアメリカの貿易は停止寸前に陥った。
そこで、この状況を食い止めるためトランプは「今月の末までに中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領と会談する」と発表。これによりアメリカの倒産は事実上11月1日まで凍結されることになった。
【 米中貿易戦争 】
そこで気になるのが、先週9日に中国商務省が「12月1日からレアアースの輸出規制を強化する」と発表したこと。これは明らかにアメリカをはじめとする西側に向けた措置だ。それに対してトランプは「11月1日以降、中国からの輸入品に100%の追加関税を課す」と言って猛反発している。
実際問題、レアアースがないと自動車や半導体、農業、軍事…など、ほとんどの産業が止まってしまう。そして中でも特に問題なのが「レアアース磁石」の入手が困難になることだ。これがないと日常生活に欠かせない様々な電子機器がつくれなくなる。

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