… … …(記事全文3,844文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
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自壊する世界経済 「闇の支配者」vs.米中ロの最終戦争と国際金融資本の終焉
著:ベンジャミン・フルフォード (清談社Publico)
世界的物価高とエネルギー危機、停戦が見えないパレスチナとウクライナ、
新ローマ教皇選出を結ぶ「点と線」
トランプ関税が巻き起こした「戦時体制」の着地点はどこか?
……日本を再生する「たったひとつの戦略」とは?
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★ 書籍:2025年3月14日発売
アメリカと世界をぶっ壊す!トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島社)
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◆ フランスの政治混乱とアメリカの国内情勢
≪ 2025/09/15 VOL815 ≫
今、欧米全土で明らかに「権力体制の崩壊」が加速している。その中でも特に激しい動きを見せているのがフランスの政治混乱だ。フランスの既存体制が崩壊すれば、欧米各地で本格的に政変ドミノが始まる。
【 フランスの混乱 】
まず先週8日、フランスではバイル首相の信任が反対多数で否決され、内閣が総辞職に追い込まれた。そして9日にはエマニュエル・マクロン大統領が腹心とされるセバスチャン・ルコルニュ前国防相を新首相に任命したのだが、翌10日にフランス全土で大規模な反政府デモが発生、一部が暴徒化する事態となっている。
フランスで10日、ルコルニュ新首相が就任する中、各地で反政府デモが発生し、高速道路が封鎖され、バリケードが燃やされる事態となっている。全土での拘束者は計約500人に上った。マクロン大統領や緊縮予算案、政治家全体に対する幅広い不満が背景にある。
抗議デモは、「全てをブロックせよ」をスローガンにフランス全土に広がった。参加者は約20万人に上るとみられる。・・・
https://jp.reuters.com/world/europe/EV7MY25X4FLGRMWG3N2UWJW6EQ-2025-09-10/
しかし問題なのは、フランスの今の憲法では大統領に独裁的かつ強大な権限が集中している…ということ。そのため いくら首相を辞任に追い込んだところで、マクロンが緊急事態宣言を発令すれば独裁者のような強権を発動することが出来てしまう。

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