□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018年11月5日第677号 ■ ============================================================= まんまと外国人労働者法案の議論に乗せられた野党のおろかさ ============================================================= ひょっとしたら、外国人労働者法案(入国管理法改正案)は安倍政権 とメディアが結託した争点隠しではないか。 きのう朝のNHK政治討論を見てそう思った。 いつの間にか、この法案が臨時国会の最大のテーマとなってしまった 如くだ。 そしてお決まりのように野党は反対の大合唱だ。 しかし、この問題は与野党対決のテーマにはなりえないし、そうさせ てはいけない。 議論をすればするほど、日本は外国人受け入れを拒否するのか、移民 政策に最も後ろ向きの国でいいのか、という問題に行き当たるからだ。 反対する野党に批判が必ず跳ね返ってくる。 拙速であることは間違いない。 だからもっと時間をかけて議論すべき問題だと主張するのはいい。 しかし、それでも安倍政権が強行するなら、勝手にさせておけばいい のだ。 かならず不備が出てきて、見直しをせざるを得なくなる。 そんな生煮えの入国管理法改正案は、憲法9条改憲や消費税増税や、 安倍外交の行き詰まりのように、野党が体を張って追及するようなもの ではない。 限られた日程の今度の臨時国会で、野党が結束して安倍政権を追及 すべきは、はやり憲法9条改憲や消費税増税であり、来年1月から始ま る日米貿易交渉であり、中国や韓国・北朝鮮との関係だ。 いずれも安倍首相の命取りになる問題だ。 そしてモリカケ疑惑だ。 これも、安倍政権の命運がかかっている問題だ。 そこから目をそらすために、安倍政権が唐突に外国人労働者法案を 持ち出し、安倍政権に加担したメディアが騒いでいるのではないか。 おりから共同通信が世論調査を発表した。 賛成が51.3%で反対39・5%を上回っている。 若年層ほど積極的であるという。 その一方で片山さつき疑惑に納得していない世論は74・7%である。 野党は臨時国会の戦略を根本的に見直す必要がある。 さもなければ、あっという間に臨時国会は終わり、来年になれば天皇 退位の準備一色になり、あっという間に地方統一選、参院選に流れ込み 、安倍追及は時間切れとなるだろう(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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