□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年5月12日第394号 ■ ============================================================== 「くまもと復旧・復興有識者会議」という役立たず ============================================================= 何度でも書く。 あの3・11にしても、今度の熊本大地震にしても、いまの日本の政治と行政システムの下では、被災者の本当の救済は出来ない。 災害の解決は、被災者の受忍と時の風化がもたらすものでしかないのだ。 そう思っていたら、熊本県が5月4日に、「くまもと復旧・復興会議」なるものを立ち上げた事を知った。 そしてその座長に五百旗頭真・熊本県立大学理事長が据えられた事を知った。 絵に画いたような茶番だ。 五百旗頭氏は、あの3・11の時の復興会議の座長だった人物だ。 提言を出しただけで、3・11の復旧・復興に何の役にも立たなかった人物だ。 その人物が、いつのまにか熊本県立大学の理事長になりすまし、今度は熊本大震災の復旧・復興有識者会議の座長の座を引き受けたのだ。 その「くまもと復旧・復興会議」が緊急提言を蒲島郁夫知事に提出したらしい。 きのうの記者会見で五百旗頭座長は強調したという。 単なる復旧ではなく、創造的復興にしなければいけないと。 東日本大震災の際に復興を支援した(国の)基準を切り下げてはいけないと。 言うだけなら何でも言える。 座長を喜んで引き受ける五百旗頭氏も五百旗頭氏なら、頼んだ蒲島熊本県知事も知事だ。 そんな暇があるなら被災民の一人でも救ったらどうか。 そういえば、今度の熊本大地震で、本来ならば復興の先頭に立って、国にあらゆる支援を求めるのが熊本知事であったのに、その姿がまったく見えないと感じたのは私だけだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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