□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年5月8日第385号 ■ ============================================================== 週刊現代に掲載された藤本健二氏の値千金のインタビュー記事 ============================================================= 日本が北朝鮮との外交で米国や韓国に勝てる時があるとすれば、その時は、間違いなく藤本健二氏を活用する時だ。 いうまでもなく藤本健二氏とは「金正日の料理人」を務めた寿司職人だった人物だ。 金正恩首第一書記の招待で2012年に訪朝し、金正恩第一書記と面談した人物だ。 その藤本氏が再び招待を受けて訪朝した事を私が知ったのは、4月24日の朝日新聞「地球24時」という一段の小さな記事だった。 すなわち、その記事は次のように伝えていた。 故金正日総書記の料理人だった藤本健二氏が4月なかばに訪朝した。複数の北朝鮮関係筋が明らかにした。藤本氏は23日午後、平壌発の航空機で経由地の北京に戻った。藤本氏は2012年7月、金正恩第一書記と面会。今回も正恩氏と面会したとの情報がある。 そして私は4月28日の地方紙(下野新聞)で知った。 藤本氏が共同通信のインタビューに応え、金正恩氏第一書記が藤本氏との会食の時に次のように語っていたということを。 すなわち、「米国と戦争する気は一切ないが無理難題ばかり押し付けてくる。だから仕方なくミサイルを撃っている」と。 北朝鮮に対する日本の見方について問われた藤本氏が「最悪です」と説明すると、「そうだろうな」と答えたと。 これほどの重要なニュースを、なぜ大手メディアは大きく報じないのか。 そう思っていたら、きょう5月9日発売の週刊現代が独占インタビュー記事を大きく掲載した。 その内容は値千金だ。 今回も前回と同様、政府・外務省は藤本氏の行動を一切評価していないごとくだ。 あたかも藤本氏が信用できないと言わんばかりだ。 しかし、ここに述べられている事が事実なら、いまこそ安倍首相は藤本氏の助けを借りて、拉致問題と日朝国交正常化の二つを同時解決する絶好のチャンスを手にしたことになる。 藤本氏はそのインタビュー記事の最後をこう締めくくっている。 「次回5月下旬に訪朝する際には、ぜひとも安倍晋三総理の親書を携えて行きたいというのが私の希望です。そして日本が北朝鮮との国交正常化に本気だという証を、金正恩最高司令官に示したい・・・(そして)その次に訪朝する時は、安倍総理と私とで、日本政府専用機に乗って行きましょう・・・拉致被害者政府専用機に乗せて連れて帰ろうではありませんか」 週刊現代はこの特集記事の見出しでこう書いている。 個人が組織に勝つ時代になってきた。アメリカではトランプが国を変え、日本では藤本健二が日朝の扉を開ける。「金正恩の唯一の友人」が安倍首相の親書を携え、拉致問題を解決する日は来るのか、と。 ここまで書かれて安倍首相が飛びつかないなら安倍首相はよほど馬鹿だ。 私は安倍首相は外務省の反対を押し切っても動くと思っている(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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