□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年4月11日第304号 ■ ============================================================== 安倍・岸田の宣伝に加担するサミット一色の報道 ============================================================== きょうは新聞休刊日だから、もっぱらNHKをはじめとしたテレビがその役割を演じているが、明日の大手新聞各紙は一斉に報じるだろう。 広島でのサミット外相会議が、核なき世界の実現に貢献したと。 ケリー国務長官の平和記念公園訪問が、オバマ大統領の広島訪問につながると。 なにもかも私の予想通りだ。 参院選後に交代する岸田外相の花道づくりだ。 安倍外交のかげで存在感のなかった無能な岸田外相の、この上ない実績づくりである。 そしてオバマ大統領の広島訪問実現だ。 ついにNHKが報じた。 ホワイトハウスがオバマ大統領の広島訪問を検討し始めたと。 これでオバマ大統領広島訪問は決まりだ。 ここまでオバマ大統領の広島訪問の期待を高めておきながら、オバマが広島に行かなかったとなると、もはや米国大統領の広島訪問は、見通せる将来にはない、ということだ。 オバマも安倍も、ともに傷つく。 そんなことにはならない。 間違いなく広島訪問はあるのだ。 そして、オバマは核廃絶と言う名の核不拡散演説を広島で行い、安倍首相は米国大統領の広島訪問が実現したと強調する。 ともに、それぞれの実績を宣伝する同床異夢のオバマ大統領の広島訪問だ。 ついでに言えば岸田外相の「核保有国と非核保有国の対立を非核保有国の日本が橋渡しする」という実績づくりもごまかしだ。 同じ非核保有国でも、日本と世界の非核保有国とは決定的にその立場は違う。 世界の非核保有国は、米国をはじめとした核保有国の核をなくせと本気で訴えている。 しかし米国の核の傘に守られる事を国是とする日本は、米国の意向を代弁して、核不拡散を訴えるだけだ。 それで核保有国と非核保有国の橋渡しをするなどと強調するのは唯一の被爆国である日本を侮辱する、ごまかしだ。 岸田外相は広島出身の議員としてはあるまじ外相である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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