□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年4月11日第301号 ■ ============================================================== 文民統制の逸脱がこの国を危うくするもう一つの理由 ============================================================== 安倍首相の手によって文民統制が放棄され、この国の安保政策が自衛隊制服組の手によってつくられるようになった。 このことが、この国を危うくするということを私は何度も書いてきた。 しかし、自衛隊制服組そのものの実態が、ここまで危うくなっているとすれば、安保政策どころではない。 きょう発売の週刊現代(4月23日号)の「霞が関24時」というコラムがそれを教えてくれた。 そこに書かれている事は、この国の自衛隊制服組の崩壊そのものである。 田母神俊雄元航空幕僚長の政治資金不正流用疑惑、泉一成元陸将(東部方面総監)のロシア大使館への情報漏えい、海自のヘリコプター機種選定不正事件などなど。 最近では空自の点検機が鹿児島内で墜落する事故があったが、その原因は不明であるばかりか、死者の報告に信じられない誤りがあった。 陸海空自総崩れだ。 おまけにいじめや人権無視が後を絶たない。 極めつけは、陸自出身の中谷防衛大臣が、先輩幹部自衛官に舐められて、お飾りになってしまっている、というくだりだ。 権限を奪われた内局の関係者が自嘲気味にこう語っている。 「自衛隊も、権力を持ち始めると内部に膿がたまってきた」と。 文民統制逸脱の本当の危険さは、ここにあるに違いない。 なにかにつけて自衛隊の指揮監督は自分だと自慢する安倍首相は、一番危険で、愚かであるということだ(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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