□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年4月10日第299号 ■ ============================================================== 少女監禁事件について週刊誌はもっと踏み込めと書いた篠田氏 ============================================================== きょう4月10日の東京新聞「週刊誌を読む」で「創」編集長の篠田博之氏が書いていた。 世間が大きな関心を抱いている少女誘拐・監禁事件について、寺内樺風という容疑者がどういう供述をしていくのか、事件の背景は何だったのか、こういう時こそ週刊誌に踏み込んだ記事を書いてもらいたいと思う読者は多いと思うのだが、物足りないと。 篠田氏がこのような記事を書いた事は意外だ。 私は乙武不倫事件について、彼が一級身体障害者であることに配慮すべきだと先週の「週刊誌を読む」で篠田氏が書いた事を取り上げ、それを慧眼だと彼を評価した。 私は今市市の少女誘拐事件の裁判でメディアが騒ぎ過ぎることについて、被害者の人権に配慮すべきだと書き、その際に、あわせて、この少女誘拐・監禁事件の報道についても、少女や家族の立場を考えればメディアがあれこれ詮索することは行き過ぎだと書いた。 権力者の行動はすべからく批判的に見るというのが私の基本姿勢なら、権力者でない一般人の問題については、我々が興味本位で詮索するのは避けるべきだというのも、私の基本姿勢である。 きょうの「週刊誌を読む」で書いた篠田氏の意見は私のそれとは異なるようだ。 私の言う事が常に正しいと言うつもりはない。 しかし、寺内事件の報道は、あまりにも興味本位のごとくだ。 私が少女やその両親なら、そっとしておいてほしいと思うだろう。 忌まわしい過去は忘れたいと思うだろう。 メディアにそうさせない権利はどこにもない。 ましてやそれが、メディアの商業主義から来ているとすれば言語道断である。 篠田氏はこう締めくくっている。 「ある意味で時代の影を映し出してるような印象のあるこの事件について、週刊誌の報道に期待したい」と。 私はそうは思わないのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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