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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

わずか一日で破たんした慰安婦問題の「不可逆的決着」
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月30日第1068号 ■   ==============================================================   わずか一日で破たんした慰安婦問題の「不可逆的決着」  ==============================================================  韓国の元慰安婦たちが猛烈に反発したらしい。  そのことについては、私は驚かない。  私が驚いたのは、その激しさについてだ。  合意を拒否するだけでなく、少女像撤去は認めない、それどころか作り続ける、次は東京の真ん中に必ずつくる(12月30日産経)、とまで語っているらしい。  韓国政府が事前に元慰安婦やその支援団体と十分に協議しないまま、日本政府と合意を急いだことはあきらかだ。  そして私が最も驚いたのは、ここまで重要な合意の事後説得を、朴大統領自ら足を運ぶ事なく、外務第一次官などという官僚に任せたことだ。  これには心底驚いた。  元慰安婦が生きているうちに解決したいと日本に迫ったのは朴大統領だったはずだ。  その朴大統領が、元慰安婦を怒らせ、悲しませる合意を、こともあろうに安倍首相と政治決着したということだ。  しかも、元慰安婦らに説明、説得することから逃げた。  考えられないことだ。  この一事だけで、この合意は破綻したも同然だ。  そして、その破綻の責任は朴大統領にある。  しかし、どう考えても解せない。  元慰安婦の反発を朴大統領は予想できなかったというのか。  それとも、朴大統領は元慰安婦らの反発を自らのリーダーシップで黙らすことができるとでもいうのか。  そう思ってハタと浮かんだ。  ひょっとしたら安倍首相や米国は一杯食わされたのではないか。  いくら米国や日本の圧力で政治決着をしても、当事者である元慰安婦たちが喜ばないような解決では、解決にならない、その事を自らの政治生命をかけて、示そうとしたのではないのか。  しかし、安倍首相はわずか一日で合意が破綻したことを残念がる必要はない。  安倍首相もまた自らの支持者から猛烈な反発を受けている合意だ。  朴大統領を悪者にして、今度の合意を破綻させることができるのだ。  米国の圧力をかわし、支援者の怒りを鎮めることができるなら、一石二鳥だろう(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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