□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月29日第1064号 ■ ============================================================== 異例づくめの歴史的合意 ============================================================== 日韓間の長年の懸案であった慰安婦問題が「不可逆的に」解決した歴史的外相会談であったというのに、あまりにも異例づくめだ。 合意の内容に関する正式な文書がつくられなかった。 お互いがその立場を述べ会う一方的な共同記者会見でという形で合意内容が発表された。 会談後の共同記者会見においては一切の質問が受けつけられなかった。 最後は両国首脳が会談して首脳会談で合意すべきところを、わずか15分の電話会談で外相会談を歓迎することで済ませた。 何もかもが異例だ。 極めつけは読売新聞が書いていた次のくだりだ。 「・・・日米両政府間では、日米韓の首脳や外相の会談で、内容を確認する文書を交わす案も浮上した。ただ、これには米国が難色を示し、歓迎声明を出す方向で調整することとなった・・・」 なるほど、米国は合意の責任をとらされることから逃げたのだ。 今回の合意は後世の歴史の検証にたえられる、いわゆる一般的な外交合意ではないのだ。 いかにも安倍首相がやりそうなごまかしの妥結ということだ。 それでも、ごまかしが通用するならいい。 よかった、よかったと、褒めつづければいいのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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