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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

日豪地位協定の早期締結で一致したとはとんでもない話だ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月23日第1044号 ■   ==============================================================   日豪地位協定の早期締結で一致したとはとんでもない話だ  ==============================================================  12月19日の毎日新聞が書いていた。  安倍首相は12月18日、オーストラリアのターンブル首相と元赤坂の迎賓館で会談し、新協定の早期締結を目指すことで一致したと。  何の新協定なのか。  私が驚いたのは、その毎日新聞の記事が、日豪両国の部隊が相互訪問した際の法的扱いを決める「地位協定」にあたるものだ、と平然と書いていたことだ。  いつから豪州は日本の同盟国となったのか。  そして同盟国であれば、真っ先に日豪安保条約が締結されなければいけない。  それを吹っ飛ばして、いきなり地位協定を結ぶという。  これだけは許してはいけない。  地位協定とはいえば聞こえがいいが、それは国会でまともに議論される条約ではない。  ほとんど密約に近い行政協定なのである。  官僚たちが勝手に締結する軍事的取り決めである。  豪州との間で豪州軍と自衛隊の法的地位に関する取り決めをつくるなら、その前に、米国と同じように、国会承認条約を締結しなければいけない。  野党はそれを要求しなければいけない。  つまり日豪安保条約を真っ先に作らなければいけない。  ところが、メディアも野党も、この豪州との地位協定の締結について、誰一人として問題視する者がいない。  これは異常な事だ。  誰もが問題視しない中で、行政協定である地位協定が当然の如くあっさり締結されるようになれば、いよいよ安倍政権は憲法9条を有名無実化することになる  日豪地位協定の早期締結などということを決して許してはいけない。  繰り返していう。  日豪安保条約を作らないまま地位協定だけを先行して締結してしまう。  これはあってはならない事である(了)   ───────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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