□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月17日第1031号 ■ ============================================================ 当然のように決まり、認められる、思いやり予算の増額 ============================================================= 何もかも、予言した通りの展開だ。 思いやり予算について合意したと日本政府はきのう12月16日、発表した。 政府は現状維持だと言うが、事実上の増額だ。 予定通り、すべてが決まった後で発表した。 メディアは何の批判もすることなく、その結果だけを報じる。 決まった後ではどうしようもないだろうと言わんばかりだ。 今後五年間の予算を決める特別協定の改定だから、もちろん国会で審議されることになる。 しかし国会でも、ままともな審議なしに、あっさり通過するだろう。 新年度までに認めないと米国に支払えないからだ(実際は肩代わり)。 そうなれば日米の信頼関係がゆらぐからだ。 それよりも、なによりも、野党第一党の民主党が反対しない、できない。 なにしろ、それまで減少傾向にあった思いやり予算にストップをかけたのは2010年の菅直人民主党政権であったからだ(12月10日毎日新聞「発信箱」) 思いやり予算を問題にするのは社民党と共産党ぐらいだが、社民党は滅亡寸前でそれどころではない。 共産党は国民連合政権を唱えているぐらいだから、日米同盟にひびを入れるような真似はしない。 こうして、誰もが思いやり予算を承認する事になる。 いくら安保法反と叫んでも、与党も野党もメディアも、そして国民も、日米関係重視で見事に一致するのだから、空しいばかりである。 日本に取って本当に重要な問題は、健全で正常な日米関係の構築であるというのに、である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加