□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月4日第994号 ■ ============================================================ 「立ち尽くす少女」と「泣き叫ぶ少女」 ============================================================= シリア空爆が当然のように行われている。 しかも、その攻撃の相手は各国、各部族、各宗派の思惑が入り乱れ、まるで無差別だ。 しかし、その無差別爆撃で真っ先に犠牲になるのは無辜の市民だ。 きょう12月4日の朝日新聞が一面トップで書いている。 トルコに避難したシリアの若者がこう証言したと。 「ちょうと自宅を出た時、道で遊んでいた隣家の少女(6歳)が「飛行機!」と遠くの空を指した。いままで聞いた事のないような轟音が、瞬時に上空に達した。自宅から数百メートルの範囲で少なくとも4か所、爆音とともに黒煙があがり、地震のように地面が揺れた。立ち尽くす少女を抱いて逃げた・・・」と。 あのイラク攻撃の時も米軍の無差別攻撃が繰り返された。 家族帰りの車が米兵の誤射にあい、中から服を血まみれにした少女が泣き叫んで出て来た。すべての家族を一瞬にして失った彼女には、ただ泣き叫ぶことしかできなかったのだ。 ただ立ち尽くすことしかできない少女と、ただ泣き叫ぶことしかできない少女。 それでも続く大国の攻撃。 この絶対的な不正義、不条理が許される限り、自爆テロはなくならない。 行き着く先は人間の良心が悲鳴をあげる最終戦争である。 憲法9条を持つ日本は、いまこそ世界に向かって憲法9条の精神を訴えなければいけない。 解決策はそれしかない。 それなのに、安倍首相は真逆のことを繰り返している。 最悪の事態の中で、最悪の首相を持った日本は、これ以上ない不幸である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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