□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月4日第992号 ■ ============================================================ 異常なまでの安倍暴政とやられっぱなしの民主党 ============================================================= 鳩山由紀夫元首相が右翼の街宣車に囲まれて10分余りも立ち往生させられていたという。 いやしくも元首相である。 初代民主党政権の党首である。 よくも右翼にここまで狼藉を働かれて、民主党は黙って放置しているものだ。 なぜ激怒しないのか。 なぜ法の支配に従って右翼の処罰を迫らないのか。 菅直人元首相が安倍首相を相手取って名誉棄損の訴訟を起こしていた。 当然だろう。 安倍首相は2011年5月20日のみずからのメルマガで、「菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題し、「やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです」、「これが真実です」と発信していたという。 いくら安倍首相が嘘つき政治家であるといっても、この嘘は許されるものではない。 しかも当時は安倍首相は単なる野党議員だ。 よくも政権政党の民主党が、そんな嘘の暴言を党首に吐きつけられて、放置していたものだ。 ところが東京地裁の永谷典雄という裁判長は、きのう12月3日、菅直人元首相の提訴を棄却したという。 よくもここまで安倍首相に迎合した判決が下せるものだ。 政権復帰を果たした安倍首相の暴政に恐れをなして、まともな判決を下せないこの国の司法だ。 なぜ民主党は党を上げてこの不当判決に抗議しないのか。 もっと言えば、鳩山由紀夫元首相や菅直人元首相のはるかまえに、小沢一郎の国策捜査がある。 いくら小沢一郎に対する反感が民主党内に強いといっても、小沢一郎は民主党政権を可能にした立役者だった。 その小沢一郎があきらかな国策捜査で失脚させられたのである。 なぜ民主党は党をあげて戦わなかったのか。 これが自民党なら絶対にこんな事を許さなかっただろう。 たとえ気にくわない党首であってもだ。 たとえ派閥争いに終始している政敵であってもだ。 権力の魅力と凄さを熟知しているからだ。 政権維持の為にはすべてを優先するからだ。 だから党首に対する批判や侮辱は決して許さない。 政党の権威と矜持にかかわるからだ。 政権の維持、争奪にとって、組織の権威と矜持と結束は不可欠だからだ。 いやしくも民主党は国民の期待を受けて自民党から政権を勝ちとり、三年間もこの国の政権政党をつとめた政党だ。 あのとき、自民党政権の過去の反国民的政策を白日の下にさらして国民の怒りを自民党にぶつけていたなら、おそらく自民党は二度と政権政党に返り咲くことはなかっただろう。 その民主党は、ここまで安倍暴政にいじめられ、なす術がない。 安倍暴政に対する国民の怒りは、いずれ爆発するだろう。 爆発しなければいけない。 さもなければ日本の将来はないからだ。 どのような形で爆発するか、それはわからない。 わからないが、その中心に岡田民主党がいない事だけは確かである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加