□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月1日第985号 ■ ============================================================ 対テロ対策でも明らになった安倍と習近平の外交力の違い ============================================================= テロを批判し、テロとの戦いへの連帯を叫び続ける安倍首相は、本当に愚かだ。 日仏首脳会談でも真っ先にそれを繰り返している。 その言葉が、仏の空爆を支持する事は明瞭だ。 軍事力を使ってイスラム国を壊滅しようとしている仏の側に立つと言っているのだ。 イスラム国との戦いに何の関係もない日本が、なぜそこまで言わなければいけないのか。 そういう言うことが日本の為になるなら理解できる。 イスラム国問題に貢献できるのなら意味がある。 しかし、そのいずれでもない。 日本がイスラム国問題の解決に役立つことはあり得ず、イスラム国の標的の危険に日本をさらすだけだ。 これと対照的なのが習近平の中国だ。 11月29日の産経が書いている。 「中国政府はいかなるテロにも断固として打撃を加える」(習近平主席)と強い口調で非難するものの、空爆などの軍事行動に踏み切る気配はない、と。 「問題は政治的に解決すべきだ。対話によって国際社会の人道主義支援を強化し、国際的な反テロ協力を強化する」と報道官が定例の記者会見で語ったと。 日本よりもはるかにテロの犠牲者を出し、イスラム問題を内部に抱えている中国であるというのに、である。 産経新聞のその記事は、中国は弱腰だと批判的に書いている。 安倍首相も愚かなら、安倍首相を応援する産経も愚かだ。 中国の国際広報誌である「環球時報」が書いている。 「中国は長年対外戦争をしておらず、中国の土地勘もない。複雑な情勢に自ら入る必要はなく、実際にできる貢献をしていくべきだ」と。 この言葉こそ、日本の首相が世界に発信すべき言葉である。 安倍首相が習近平主席に外交で勝てないことが、対テロ問題についても見事に証明されたということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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