□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月6日第386-2号 ■ ============================================================== 安倍首相が越えられないノルマンディ上陸記念式典という歴史の壁 ============================================================== 安倍・菅コンビがいくらしゃかりきになって米国に従属し、ロシアの独裁者プーチンに色目を使って、憎き中国を包囲しようとしても、乗り越えられない歴史の大きな壁がある。 それを象徴する記念式典が6月6日、フランスのノルマンディで行われる。 まだ、その日が来ていないから、メディアは書かないが、おそらくその日が来ても喜んでは書かないだろう。 いや、書けないのだ。 書けば書くほど安倍首相の外交が惨めになるからである。 ノルマンディ上陸作戦とは、いうまでもなく連合軍が欧州でナチスドイツに勝利した決め手となった上陸作戦である。 だからその式典はプーチンまでもがあつかましく参加して祝う。 今年はオバマとの関係が、シリア、ウクライナ問題でかつてないほど悪化しているというのに、この日だけはともに勝利を祝う。 これを機会に、米露危機打開に向けた転機になる可能性がある(6月3日読売)とさえ書くものもあるほどだ(私は今度はそう簡単に米露は和解しないと思うが)。 ひるがえってアジアでは、当時日本はヒトラーのドイツと同盟を組んだ仇敵国だ。 国共合作で日本と戦っていた中国はもとより、日本が負けてから参戦した卑怯で厚顔なスターリンのロシアもまた、日本に対する戦勝国である。 かつて小泉純一郎が自民党総裁選挙で橋本龍太郎を破った後、先輩かぜを吹かせて橋本龍太郎が小泉純一郎の政策に口を挟んだことがあった。 そのとき小泉が橋本に言った言葉が「あんたは俺に負けたんだよ」だった。 それ以来、橋本は何も言わなくなり、失意のままあっさり死んでいった。 勝者と敗者の差はこれだけ大きいということだ。 勝者の結束は、敗者には崩せないということだ。 勝者の結束に、敗者が入り込める筈がない。 もっとも、安倍首相に、だからもう一度戦争をして今度は勝者になって見せる、という覚悟があれば、それはそれで立派だと思うが、とてもあの歴史認識では無理だろう。 安倍首相は自分の為に、はやく首相を辞めほうがいい。 昭恵夫人も喜ぶだろう。 これは、安倍首相に対する私の本気で行っている助言である。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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