□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月4日第384-6号 ■ ============================================================== 前代未聞の6月2日の夜9時からのNHKニュースウオッチ9 ============================================================== これも重要な意味を持つ配信だと思って読んでいただければ幸いである。 私はここに来て、テレビのニュース報道から急速に政治ニュースが消えたと見ている。 そしてそれは安倍政権の外交の行き詰まりと符号すると見ている。 たとえば6月2日のNHKの夜9時からのニュースウオッチだ。 これはあまりにも異常だった。 冒頭に飲酒運転の事故がながながと流された。 しかも大きな死亡事故ではない。 飲酒を見つかって逃げたために起こった事故で、同じような事故が他にも多発している、などという解説をワシントン支局長までした大越健介が真顔で解説させられていた。 彼が真っ先に話すべきはシンガポール会議での米中の外交戦であり、へーゲルの狼狽ぶりと11月の北京のAPEC首脳会議に向けての米中の壮絶な駆け引きであるはずだ。 特に米国の対応だ。日本を取るか、中国ともう一度やり直すかだ。 おそらく大越もそれをしゃべりたかったに違いない。 もちろん、拉致再調査合意のいかさまがばれて、たちまちの内にあの合意が日本側の都合で約束違反せざるをえなくなりつつある問題も一大政治・外交問題である。 ところが、その夜のNHKニュースウオッチ9は、その後も、イスラム圏へのハラル肉輸出に商機を見いだす企業努力とか、被災ピアノ、母校で響く、などというルポ流の番組を流し、やっと最後に天皇・皇后両陛下の来年のパラオ平和の旅だ。 あとは暑かった天気とスポーツで1時間を消費した。 サラリーマンが一日を終えて見るNHKの9時ニュースがこれだ。 まさか毎日、こんな事を続けるわけにはいかないから6月2日に限ったことに違いないが、それにしてもあまりにも異常だ。 そして、この現象は民放にも言える。 これを要するに、まともに報じ、まともに解説すれば、安倍外交の矛盾が浮きぼりになるからだ。 その説明は次回の配信で詳しく述べる。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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