□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月30日第811号 ■ ============================================================= 次官級協議という名の外務官僚による手作り失業対策 ============================================================= 日中韓三カ国の次官級協議に向けて最終調整が行なわれていると報道されている。 乗り気のしない中国や韓国を相手に、日本の外務省が必死に働きかけてやっと実現する協議だ。 しかしこのような官僚たちの協議をいくら繰り返しても何も成果は出ない。 なぜならば肝心の安倍首相が中国や韓国の首脳に喧嘩を売っているからだ。 同様の事は拉致問題でも北方領土問題でも言える。 次官級協議といい実務者会談といい、政治的決断で決めなければならない重要な外交問題を、政治決断不在のままに、いくら官僚同士で話し合っても進展しないのはこれまでの協議や会談で明らかだ。 それにも関わらず何故日本は次官級会談や実務者会談を行なおうとするのか。 結論から言えばそれは外務官僚がみずからの失業対策として行なっているのである。 仕事の無い時はとにかく会談や協議をつくって何かやっている振りをする。 これは私が外務官僚時代に見てきた外務官僚の習性である。 いまの外務省はあらゆる外交において手詰まり状態だ。 どれもこれも政治的決断なくしては前に進まない。 それはとりもなおさず外務官僚たちが失業状態ということだ。 こんどの日中韓次官級協議も、何の成果も期待できない事が分かっていても行なう、外務官僚たちの失業対策協議なのである。 そして成果がなくても進展があったような思わせぶりの情報をメディアに流す。 それもまた外務官僚のいつもの習性なのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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