□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月29日第806号 ■ ============================================================= 「日中民間対話」の努力に水を差した安倍首相の観閲式での訓話 ============================================================= 10月26日、27日に北京で開かれた「第9回北京―東京フォーラム」(いわゆる民間対話)なるのもが激論で終ったのか、日中関係改善の糸口を見つけて終ったのか、私は知らない。 きょう10月29日の読売新聞はその模様を詳しく報じ、関係回復の難しさと、関係回復への光明のきざしの双方について客観的に評価して書いている。 実態がそのどちらであるにせよ、関係改善を目指す関係者の努力は認められてしかるべきだ。 ところがそのような関係者の懸命の努力をあっさり否定した者がいる。 こともあろうに、それがこの国の安倍首相である。 日中対話の最終日にあたる10月27日、安倍首相は陸上自衛隊朝霞訓練場で開かれた観閲式に臨み次のように訓話したという。 安全保障環境は厳しさを増している。平素は訓練さえしていれば良いとか、防衛力はその存在だけで抑止力になるという従来の発想は完全に捨て去ってもらわねばならない、と。 この発言が、尖閣諸島をめぐる緊張する日中関係を意識した発言であることは明らかだ。 安倍首相みずから中国に喧嘩を売っているようなものだ。 民間フォーラムに参加した者たちは安倍首相に怒らなければウソだ。 何のために自分たちは北京に乗り込んで中国側と関係改善の努力を重ねてきたのかと。 日中関係改善の最大の障害は安倍首相そのものである。 この国の首相をすげ替えないと何をやっても日中関係は改善されない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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