□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月11日第757号 ■ ============================================================= 靖国参拝を見送る安倍首相とそれを許す国粋右翼 ============================================================= 安倍首相にとって目下の最大の問題は10月17日から始まる秋の例大祭に靖国神社に参拝するかどうかである。 この件について10月10日の読売新聞がはやばやと一面トップで書いた。 4月の春の例大祭と同様、参拝はせずに神前に供える「真榊料」を奉納することになると。 そして同じ日の朝日新聞が書いた。新藤義孝総務相と古屋圭司拉致問題担当相の2閣僚が参拝することになると。 これで決まりだ。 ところがきょう10月11日の産経新聞の「正論」欄で、大原康男国学院大学名誉教授が書いている。 政権基盤を確固たるものにした今の安倍首相が念願の靖国参拝を行なうタイミングは秋の例大祭をおいて外にない。安倍首相の靖国参拝を心から願い、期待する、と。 ガス抜きである。 あり得ない事を知っていながら国粋右翼の心情を代弁して済ませるのである。 安倍首相が靖国参拝などできるはずがない。 中国や韓国との関係が決定的に悪化することになるからだ。 何よりも米国との同盟関係が損なわれ、いよいよ米国は安部首相を米国の国益に害を及ぼす危険な首相であると見なすだろう。 安倍首相の靖国参拝を願い、期待する国粋右翼者たちはまたもや安倍首相に裏切られることになる。 それでも彼らは安倍首相を批判しないだろう。 米国には逆らえないからだ。 米国と逆らって再び安倍首相に腹痛を起こされては身も蓋もないからである。 これが安倍首相の政治の現実である。 靖国参拝問題についてはこれから10月17日までに、日を追ってメディアが書きたてるだろうが、結論は冒頭の読売と朝日が書いた通りだ。 メディアこそ米国との関係を最重要視している。 そしてそれを何よりも優先して政府に求めるのも、またメディアであるからである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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