□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年9月20日第672号 ■ ============================================================= 外資系証券会社の講演会で「日本は買いだ」と言った安倍首相 ============================================================= 「驚くべき発言が国のトップから発せられました!」 こういう書き出しで始まる「驚くべき記事」を見つけたので紹介したい。 その記事は、9月20日の夕刊フジの株式市場欄に掲載されていた「天海源一郎の木曜は株式フジ」という記事だ。 すなわち9月17日に外資系証券会社の講演会が開かれたという。 出席者の大半は内外機関投資家であり、そこで安倍首相が次のようなメッセージを寄せたというのだ。 「今の日本は買いだ」 「投資は他人より半歩先んじることだ」 と。 この異例の発言に出席者からは驚きの声が聞かれたという。 そして天海氏は次のように書いている。 「・・・リップサービスを含んでいるものだと思いますが、それにしてもここまでマーケットの先行きについて首相自らが強気発言をするのは聞いた事がありません。国のトップの発言は重いものです。何の根拠もなくなされる類のものではありません。私たち、個人投資家は株価の上昇を願っているわけですので、今回の安倍首相の発言にミソをつけるようでは話になりません。素直にその流れに乗っていくべきだと思います・・・」 株式ジャーナリストとしては安倍首相の発言を素直に評価してその流れに乗れというのは当然だ。 彼には何の非もない。 しかしその株式ジャーナリストが「聞いた事がない」というほどの異例の発言(実際にその講演会に安倍首相が出席して話したのではなく、メッセージを寄せただけらしいが)を行なった安倍首相の責任は問われなくてはいけない。 アベノミックスを成功させたいが為に株価上昇を狙って外国投資家の参入を慫慂したとすれば、IOC総会でのウソ発言と同様に問題発言だ。 この安倍首相の異例の発言(メッセージ)は、大手新聞の経済記者が国民に知らせるべき、自らの紙面で書くべき重大な発言である。 果たして大手メディアの経済記者はこの講演会を知っていたのだろうか。 その講演会に寄せられた安倍首相の異例のメッセージについて知っていたのだろうか。 夕刊フジの株式ジャーナリストが知っているぐらいだから大手新聞の経済記者が知らなかったとすれば恥だ。 そして知っていながら書かなかったとすれば、国民の利益に反する報道自粛である。 今からでも遅くない。大手メディアの経済記者は、この講演会を主催した外資証券やそこに出席した者たちについて取材して詳細報道すべきである。 その適否性ついて安倍首相の考えを聞くべきである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加