□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年4月12日第261号 ■ ============================================================== 日米関係の将来を占う米国民の共和党離れ ============================================================== 日米同盟関係は不滅です!そう安倍政権もまた言い出しかねない。 それほどの対米従属振りだ。 自民党政権の対米従属ぶりは日本の戦後史そのものだった。 政権交代が起きて鳩山首相の民主党政権が対等な日米関係を打ち出した時、少しは変わるかと期待を持たせたが見事に裏切られて、菅、野田民主党政権は自民党以上に対米従属に走った。 そして安倍自民党の復活である。 私は安倍首相の「戦後のレジームチェンジ」や「日本を取り戻す」を聞いて、危険さと同時に、愛国保守こそ対米自立ができる、それをやってみろ、と褒め殺して対米自立を促した。 これまた見事に裏切られ、憲法9条を変え、国防軍を持ち、軍事力を強化しながら、なお対米従属に走るという、これまでで最悪の日本に向かおうとしているごとくだ。 なぜそれほどまでに日本は日米同盟を重視し続けるのか。 ところがその米国に歴史的な大転換が起きようとしているとしたらどうか。 その事を日本の政治家も国民もどこまで知っているのか。 そう思わせる記事をきょう4月12日の朝日新聞に見つけた。 それは米国の保守化がどんどんと色あせているという記事だ。 米国の保守党といえば共和党と相場が決まっている。つまりもはや米国では共和党では政権が取れないというのだ。 歴代の日本の政権は共和党びいきだ。 同じ保守党のよしみもあり、そして労組や弱者の立場を代弁して対日強強硬に傾きがちな民主党より好ましいというわけだ。 ところがその米国の保守党である共和党から米国の若者離れが止まらないという。 マイノリティー、女性、移民、若者が大勢を占めるようになる米国では、共和党の価値観はどんどんと歓迎されなくなりつつあるという。 多くの若者にとって「保守」は汚い言葉になってしまった、共和党と米国の若者との間には共通言語がなくなったとまで書いている。 おりしも日本では若者の保守化が進んでいるという。 安倍政権が保守だからそうなったのか、日本国民が保守化したから安倍政権が実現したのか、その因果関係は分からない。 しかし日本が総保守化し、自民党政権に代る野党までもがリベラルではなく保守となりつつある日本は米国とは反対の方向に向かっているかのごとくだ。 そのような中における日米関係が緊密になっていくはずはない。 国民の間で考えが異なる国を、いくら政府が緊密化させようとしてもうまく行くはずがない。 おまけにそのような米国民から支持を受けるオバマ政権を日本の保守主義者たちは内心ではこころよく思っていない。 安倍政権は日米同盟は不滅であると叫ぶ最後の政権になるかもしれない。 そう指摘する識者が現れてきてもいいと思う(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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