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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

被曝の闇を一面トップでスクープした朝日新聞
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2012年7月21日第555号 ■   ==============================================================     被曝の闇を一面トップでスクープした朝日新聞    ==============================================================  福島原発事故の復旧工事現場で被曝放射線量を誤魔化して作業して いる実態についてはこれまで雑誌やゴシップ誌でさんざん報じられてきた ことだ。  この国の支配者や東電の幹部たちが手を汚さずに、金にものを言わせ て危険な仕事を弱者に押し付たままの実態は、まさしくこの国の闇であり、 恥部である。  そのことをついに7月21日の朝日新聞が一面トップで書いた。  すなわち放射線の軽量器を鉛のカバーで覆って数値を下げ、作業員を働 かせていた実態が関係者の証言とともに報じられてる。  もちろんその責任がどこにあるかは朝日の記事ではわからない。  工事の下請け業者が金儲けのために法令の定める被ばく線量を誤魔化 そうとしていたのか、作業員がそれを承知で世活のために引き受けていた のか、それとも東電の管理不備なのか、さらには政府の黙認か、それは わからない。  しかし朝日は、実態を直視し安全最優先の制度を整える事が政府の責任 だと書いている。  その通りである。  実態を正しく調べればおのずとその責任の所在は明らかになる。  朝日の記事によれば厚労省が法令違反の疑いの調査に乗り出したと いうことだが、政府の八百長調査では不十分で終わる。  原発事故があぶり出してくれたこの国の問題は、すべてがうやむやにされ たままで終わることだ。  その裏で権力者たちの罪が見逃され、弱者に犠牲が押し付けられるという 不正義だ。  今日本はその悪弊で身動きがとれなくなりつつある。  原発事故の解決はすなわちこの国の支配構造の悪弊の解決なのである。  朝日新聞はここまで書いた以上、一過性のスクープに終わらせることなく 追跡報道をしなければならない。  朝日もまたメディアとしての責任が問われることになる。                               了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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