□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年2月6日103号 ■ ========================================================= 産経新聞までも魅了するドラマ「運命の人」 ======================================================== 沖縄返還交渉の裏にあった密約をすっぱ抜いて犯罪人に仕立て上げ られた毎日新聞の西山太吉記者。 その事件をモデルにした山崎豊子原作のTBS日曜ドラマ「運命の 人」が放映されている。 私も偶然にその第一回を見て、以来毎週つとめて観るようにして いる。 かつてこの番組が始まった時、みのもんたがいちはやく自らの 番組「朝ズバッ」で評価していた。 その物言いは、決してTBSのよしみでその番組を宣伝していた のではない。「考えさせられる」と感動していたのだ。 その「運命の人」を絶賛しているコラムを2月6日の産経新聞に 見つけた。 「からむニスト」という囲み記事で「醍醐味」という匿名記者が 書いていた。 米国との密約が明らかになった今、フィクションに真実を見る 思いがする、と。 そして、沖縄問題に対する現政権のお粗末な対応を嘆いてみせる。 西山太吉氏の考えと対極にある産経新聞でさえドラマ「運命の人」 には訴える物があるということだ。 「運命の人」はいうまでもなくフィクションだ。 主演者や共演者はあまりにも格好がよ過ぎる。 ストーリーの展開も現実離れしている。 しかし現実はもっとドラマチックであった違いない。 当事者たちは、ドラマの出演者ほど格好良くはなかったかも知れ ないが、はるかに苦しみ、悩み、そして何よりも現実に犯罪者と なったのだ。 犯罪者の汚名を着せられ、以降の人生を失い、それと引き換えに 戦後の日本外交の権力犯罪を白日の下にさらしてくれたのだ。 ドラマに感動しているだけでは済まされない厳粛な事実がある。 西山太吉氏たちの後を引き継いで、今も繰り返されている日本 政府の外交のウソを監視して行かなければならないのは、その ドラマを観る国民一人一人である。 それこそが山崎豊子がドラマを通じて国民に迫るメッセージで ある。 ドラマに感動することは誰でもできる。 それで終わらせてはいけない。 了 おしらせ 2月25日に第二回の天木・植草対談をメルマガの読者に動画 配信する予定です。 次回からはテーマを絞ってもう少し詳しく話すことにしました。 テーマについてはその時の時事情勢に最も見合ったものにする 積もりですが、希望するテーマについてご要望をお聞かせ下さい。 そのほかこの動画を今後より良いものにしていく上でのご意見 をお聞かせ下さい。 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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