□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年1月28日第77号 ■ ========================================================= ついに小沢裁判で小沢に味方する論説を掲載するようになった 朝日新聞 ======================================================== 小沢裁判はもはや流れが変わりつつあるのだろうか。 そう思わせる記事を1月28日の朝日新聞に見つけた。 村山治編集委員の「記者有論」がそれである。 彼はまず、東京地検特捜部が元小沢秘書の石川知裕衆院議員 を取り調べた捜査報告書に、ウソの記述があったことを指摘する。 そして、検察が二度にわたって不起訴処分を下したにもかか わらず小沢氏が起訴されたのは、二度にわたって行われた検察 審議会の起訴議決だった事を読者の思い出させる。 そして小沢起訴の決め手となった二回目の議決が、このウソの 捜査報告書に導かれたものであったことを指摘する。 だから小沢氏の弁護団が「小沢氏の起訴議決は無効である」と 公訴棄却を求めた事を指摘する。 そして最後に市民団体が、検察審査会にウソの報告書を提出し 検察審査会の議決を恣意的にコントロールした疑いがあるとして、 特捜部検事らを偽計業務妨害などで訴え、それをなんと東京地検が 受理した事を指摘する。 これらはみな周知の事実であるが、何も知らない一般の読者に ここまで整理して書くことは次の結論を導くための周到な準備だ。 そうして、村山編集委員はこう書いてる。 「検察は容疑者(小沢)にとってプラス・マイナスすべての情報 を検察審査会に開示し、(検察審査会の)判断を仰ぐのが(検察 審査会という)制度の趣旨だ。もし小沢氏の弁護団や市民団体など が指摘するような『証拠の過度な強調』や『恣意的な捜査情報隠し』 があれば、(検察審査会の)制度の根幹を揺るがしかねない。検察 は事実解明を行い、国民に説明する義務がある。」 そして最後に次のように締めくくっている。 「仮に検察(東京地検)が(うその捜査報告書を作成した)この 検事を不起訴にすれば、告発した市民団体は検察審査会に審査を 申し立てるだろう。(そうすれば今度は)小沢氏を刑事被告人に した審査会が、今度は検事を被告人にするかもしれない」 これは小沢裁判におけるこの上ない小沢擁護の論説である。 反小沢一辺倒であった朝日新聞がこのような論説を掲げるよう になったのである。 このことをどのように解釈すればいいのだろうか。 果たして小沢裁判は小沢に無罪判決を下す方向に傾きつつある のだろうか。 それとも有罪になることを見越して小沢一郎に同情を寄せている のか。 どっちに転んでも傷がつかないように、このような公正な論説を 掲げてバランスを取っているのだろうか。 いずれにしても朝日がこのような論説を掲げた。 私はそこに注目する。 了 天木・植草動画配信のお知らせ いよいよ今日28日の夕刻に、天木・植草対談が以下のサイト を通じてリアルタイムで配信されますのでお知らせします。 http://foomii.com/files/interview/nightlive2012/ ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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