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Introduction:高市早苗が女性初の自民党総裁に選出されたのは10月4日のことだ。
これ以降、日本ではこれまでにない混沌とした、誰にも予測しがたい政局が約半月に渡り展開された。
その間には、自民党と26年に渡り連立を組んでいた公明党が、連立を離脱するといった大事件も起きた。
それまでの自公政権は衆参共に過半数を割り込んでもなお、政権を維持する ”少数与党” に堕している有様だったが、公明党の離脱で歪な政権構造がさらに深まってしまった。
その一方、野党第一党の立憲民主党の代表、野田佳彦は国民民主党の代表、玉木雄一郎を首相候補に担ぐことで16年ぶりの「政権交代」を目論んだ。
肝心の玉木の気持ちは自民党へと傾いているように思われが、それでも決断しきれない優柔不断な玉木の間隙を突くように行動したのが維新の会の代表、吉村洋文である。
――10月20日現在、維新の会は自民党との連立を決定的なものにしている。
今回の一連の政局の中で、敗者を挙げるとすれば間違いなく玉木雄一郎だ。
そして、この政局は首相を目指す上での玉木の資質のなさ、今後何が起ころうとも玉木は首相になることはないと確信させるに十分なものであった。
玉木雄一郎は与党からも相手にされない、野党からも相手にされない、”ぼっち” の状態に据え置かれている。
一体全体、玉木雄一郎は ”何に” 敗北したのだろうか?

