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Introduction:前回のメールマガジンについては、12月6日「週刊SPA!」編集部からの取材依頼をもとに『政治家[SNSの通信簿]』と題し、スピンオフ記事(派生記事)を提供させていただいた。
そこでは「SNS運用が巧みな政治家」「SNS運用に伸びしろがある政治家」について話を展開したが、今回は2024年の「政治とSNS」にまつわる印象的な出来事を振り返るスピンオフ記事を綴ってみようと思う。
読者の皆様におかれては今年1年、大変お世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします。
2024年「政治とSNS」にまつわり印象的だった出来事
①小池百合子 東京都知事の学歴詐称疑惑が再燃
2024年7月5日 小池百合子 街頭演説(銀座4丁目交差点)
これまで、小池都知事の「学歴詐称疑惑」は浮かんでは消え、浮かんでは消えしてきた言わば "古典的政治疑惑" の一つであった。
最近では、2020年の東京都知事選で石井妙子『女帝 小池百合子』の刊行をきっかけに、小池氏の学歴詐称疑惑が噴き上がった。
しかし、当の小池氏はこれを完全に無視、都知事選は小池氏の圧勝(約366万票獲得)で幕を閉じた。
そして、都知事選の結果に合わせるように疑惑も下火となり、いつの間にか疑惑も忘れ去られていった。