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本日、12月11日、秋篠宮家の悠仁親王殿下が筑波大学、生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格されたことが報じられた。
学群、学類と言っても、生命環境学部の生物学科と解釈すればよく、悠仁さまが興味を持たれている、トンボとイネの研究に最適の環境ではないだろうか。
報道によれば、推薦入学試験は11月28、 29日に実施され、悠仁さまが通う筑波大附属高校の推薦に基づく書類審査、小論文試験、個人面接を経て、本日合格発表となった。
この記事を転載しているヤフーニュースのコメント欄は相変わらず罵詈雑言で満ちている。
推薦入試で皇族が落とされるわけがない、裏口に決まっているだろう、東大が無理だから筑波にしたのか、親元を離れたくて、特に母親から離れたくて筑波を選んだのだろう、などなど。
あほらしいのでこれ以上は書かないが、中には自身の体験から推薦入試がいかに難しいかをきちんと述べたものもある。
指定校推薦での大学入試は決して簡単ではない。
とにかく高校の学内選抜が大変である(つまり筑附の推薦を得るのがまず大変)。
面接するのは入学の意思の確認の意味であり、小論文は自己紹介程度だ。
そして万が一落ちると、次年度から枠がもらえなくなるので高校は慎重に生徒を選ぶ。
つまり、推薦による大学入試は高校の推薦が最もカギとなり、それは高校側が極めて慎重に生徒を見極めた結果だというのである。
筑波大附属高校(筑附)は都内の公立高校としてほぼトップクラスの進学校だ。
であればこそ余計に、悠仁さまだから特別扱いということは決してなされていないだろう。
私はかねがね、したい研究がある者は大学を偏差値などでは選ばない。
悠仁さまは、ご自身がしたい研究を極めるのに適した先生がいる大学と学部を選ばれるだろうと思っていた。
秋篠宮皇嗣殿下が、自然誌が学べるところとおっしゃっていたので、僭越ながら東京農業大学、東京農工大学、そして高校が筑附であることから、筑波大学もありかと推測し、そうだ、きっと筑波だとかなり確信に近いものがあったのだ。
もしかするとこれまでの研究を通して既に筑波大学にお知り合いの先生がいらっしゃるのかもしれないとも思う。
ともあれ、つくば市は研究都市なので、お好きな研究を思う存分になさっていただきたい。
警備については嫌と言うほどに厳重にして。
悠仁さまは幼稚園からずっと学習院以外で教育を受けておられる。
皇族なのになぜ学習院に行かないのだ、とよく質問というか詰問される。
ご両親ともに学習院出身でもあるし、できれば学習院をお望みだっただろう。
それでも行かなかったということはよほどの理由があるからと考えなければならない。
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