… … …(記事全文2,266文字)昨日、一昨日と愛子内親王が伊勢神宮、神武天皇陵を参拝された。
我々がご先祖さまの墓参りをするのと同様、皇族は人生の節目ごとにご先祖を祀る伊勢神宮、初代天皇である神武天皇のお墓を参拝し、報告をされるわけである。
今回のご参拝は、はじめてお一人でなされたこと、10年ぶりという意味で確かに大きなニュースだった。
しかし、今、東京駅に着かれた、名古屋駅でお乗り換えになった、鳥羽駅に着かれた、外宮に参拝された、内宮に参拝された、とその動向がいちいち速報として報道され、賞賛される。
テレビのワイドショーでも長時間にわたる扱いを受けるなど、一内親王の伊勢神宮、神武天皇陵の参拝が異様なまでに大きくとりあげられた。
それはなぜか。
ほかならぬ印象操作のためなのである。
愛子さまこそが天皇にふさわしい。
今の時代、男女平等なのだからそろそろ女性が天皇になってもよいのではないか。
今上陛下の一人娘の愛子さまが皇位をつがれるほうが自然だ、などと。
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