… … …(記事全文2,354文字)ここ数か月、「もしトラ」なる言葉がよく聞かれた。
私はてっきり、「もしトランプ氏がアメリカ大統領に返り咲いたなら、アメリカは、世界はこんなにもよくなる」という意味だとばかり思っていた。
ところが、「もしトラ」に続く言葉は否定的なものがほとんどだった。
3月5日、アメリカは大統領選の候補者選びの最大の山場、スーパーチューズデーを迎えた。
共和党は15州のうち14州でトランプ氏が圧勝。
最後まで残っていたヘイリー氏も選挙からの撤退を決め、共和党の候補者は事実上トランプ氏に決まった。
そこでメディアなどでは「もしトラ」が「ほぼトラ」へと変化したが、この「ほぼトラ」。
てっきり、「アメリカ大統領はほぼトランプで決まり」の意味だと思ったら、「アメリカ大統領選の共和党の候補者はほぼトランプで決まり」の意味だった。
当たり前ではないか!
なぜ当たり前のことをわざわざ標語にするのだろう?
もしかするとトランプ氏を大統領にしたくない勢力が、またしても印象操作、妨害工作を行っているのではないだろうか。
しかし、その手はいいかげん飽きた、そろそろ効き目が落ちてきていると言いたくなってしまうのだ。
さて前置きが長くなってしまったが、今回メルマガで書こうと思うのは、トランプ氏の繁殖戦略についてである。
繁殖戦略?
それがどうしたと思われるかもしれないが、これほど人間の行動パターンや性格に影響を及ぼすものはないのだ。
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