… … …(記事全文4,469文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
★ 最新刊:2025年3月14日発売開始しました!
『アメリカと世界をぶっ壊す!トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序』
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島社)
なぜトランプはイーロン・マスクを閣僚起用したのか。トランプとマスクは世間から批判必至の政策をなぜ推進するのか――
大統領就任直後から破壊的改革を続けるドナルド・トランプ。WHOからの脱退、パリ協定からの離脱、LGBT推進の否定、UAIADの閉鎖、暗号通貨などデジタル資産の利用推進……再選を果たしたトランプがイーロン・マスクと「タッグ」を結成。ガザ紛争、ウクライナ戦争の行方は? 日本にはどんなディールを仕掛けてくるのか?
https://www.amazon.co.jp/dp/4299065395/
★ 書籍:2025年1月18日発売
『宇宙通信戦争で勝利したトランプ革命 今、アメリカで起きている本当のことII』
著:副島隆彦 × ベンジャミン・フルフォード (秀和システム)
4年越しのトランプ政権復活は、宇宙通信戦争でのトランプ派の勝利であった。イーロン・マスクのスペースX社のスターリンク衛星が、またも不正選挙を画策していたディープステイト(ハザールマフィア)の選挙泥棒衛星を宇宙空間で破壊した。トランプ派の復讐劇がこれから始まる!しかしアメリカ経済は瀕死の状態だ。果たして、トランプ政権は、いずれは必ず来る米ドルの大暴落にどう対処していくのか。そして、ウクライナ、イスラエルはどうなるのか。白熱の対談、第3弾!
https://www.amazon.co.jp/dp/4798074039/
◆ トランプ関税とアメリカ帝国の崩壊
≪ 2025/04/07 VOL793 ≫
先週2日、アメリカのトランプ大統領が経済緊急事態宣言を発令し、世界の多くの国々に対して「大規模な関税を発動する」と発表した。
しかし現実問題として、近年のアメリカの貿易赤字はだいたい年間1兆ドル。それに対して中国は年間で約1兆ドルの貿易黒字を生み出している。その分、年々 アメリカの国力は下がり、一方で中国の国力が上がっていく。しかも、アメリカの対世界貿易赤字は今に始まったことではない。1976年に始まり、以後49年の間ずっと続いているのだ。その結果、アメリカは既に倒産状態。そのうえ、50年近く続いた産業空洞化を是正するのには かなりの年月がかかる。今さら世界に高い関税をかけても、アメリカの産業が復活するまで「倒産(デフォルト)宣言」を回避し続けることは不可能だ。
【 トランプ関税 】
昨年、アメリカは年間で3兆3000億ドル分の製品を輸入し、これは単純計算で1世帯あたり2万5000ドル以上に相当する。これに対して、すべての国に対する関税率が平均29%で変動した場合、トランプ政権は約1兆ドルの収入(輸入関税)を得ることになるという。
しかし 一般的にそのコストは商品価格に転嫁されるため、輸入品を購入する一般市民にとっては増税にあたる。そのため、これまでと同じ生活水準を維持しようとするならば、年間で1世帯あたり7300ドル(約110万円)も支出が増える計算になるのだ。つまり、トランプの関税措置によりアメリカ人の購買力が そのぶん低下するということ。
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