… … …(記事全文4,727文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
★ 最新刊:2024年4月26日発売開始しました!
『もしトランプが米大統領に復活したら 』
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島)
「もしトラ」が世界を席巻中! 大統領時代に「アメリカ・ファースト」を掲げ、独自の政策で世界を驚愕させたドナルド・トランプ。共和党候補者になることはほぼ確定。今年11月の本選でトランプ返り咲きの可能性は限りなく高まっている。もし、トランプが米大統領に復活したら、世界はどうなるのか――。トランプ大統領の可能性と、「もしトラ」後の世界をレポート。トランプ復活を目論む黒幕とは?
https://www.amazon.co.jp/dp/4299054083/
◆ 「戦後体制」の崩壊と「多極世界秩序」の確立
≪ 2024/05/20 VOL751 ≫
長きに渡り続いた世界権力紛争の決着に向けて、先週あたりから事態が大きく動き始めた。現在は「戦後の国際体制」と「これから始まる新体制」の狭間に生じた空位期間のただ中にある。早ければ今年の秋頃から来年にかけて、様々な発表および変化が見られるはずだ。
その際には、まず世界の軍や当局が国際法の下に置かれ、その後に多くの要人たちが戦犯裁判で法の裁きを受けることになる。それが終われば 新しい国際機関が設置され、国連の仕組みも刷新される。その後は、新時代に向けた様々な大規模プロジェクトが次々と開始されていくことになるだろう。それにはジュビリー(徳政令+農地改革)や地球改善事業も含まれる。その準備が整うまで、既存の世界体制は空転しながら徐々に崩壊へと突き進んでいく。
【 プーチンの訪中 】
これらのことを念頭に置いて、今の世界の動きを見ていこう。
まず、先週中に起きた最大のニュースはロシアのプーチン大統領の訪中だろう。勿論、今の“プーチン”はアバター(影武者)に過ぎないのだが、5月7日に行われた通算5期目の大統領就任式が行われた後、すぐに中国を訪れたというのは 両国間の「相互依存の高まり」と「友好関係の強化」を示している。
ベンジャミン・フルフォードの国内外金融・経済・政治のウラ事情レポート
ベンジャミン・フルフォード(ジャーナリスト)