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Introduction:アメリカのトランプ大統領が名門「ハーバード大学」を目の敵にしている。
トランプは『ハーバード大学が ”反ユダヤ主義” を許容している』『入学を希望するアメリカ人が入学できない』と、珍妙な主張を展開。
この主張を受け、アメリカの国土安全保障省は「留学生へのビザ発行の停止」を発表した。
一方で、ハーバード大学は「この措置は憲法違反」であるとして提訴に踏み切った。
幸いなことに、連邦地裁が措置の一時差し止めを決定したことで、当面はトランプによる理不尽な圧力は回避されたが、いかんせん相手はトランプだ。
今後の動向は予断を許さない。
それを裏付けるように米現地時間の5月26日、ハーバード大学への30億ドル(約4300億円)の補助金支給停止を検討すると、トランプはSNSに投稿している。
──なぜ、トランプ大統領はこんなにもハーバード大学に圧力を掛け続けるのか?
今回は、ほとんどの日本人が知らないトランプの思想面の背景について紹介する。